縫合に使われる糸はどんなものか

カントン包茎は包皮口が狭く、締め付けによる血行不良や痛みなどの症状があります。
症状も人により差がありますが、不潔になりやすいことや性行為の支障が出ることで悩む人は多いものです。
カントン包茎は自己流の努力で治すのは厳しいものがありますが、手術をすればすぐにその悩みを解消することができます。
カントン包茎の手術は保険適用できる症例もありますので、まずは診察を受けてみましょう。
保険適用の治療ができる人も、より自然な仕上がりにしたい高度な治療を選びたいという場合は自由診療の手術を選ぶこともできます。
自由診療では費用はやや高くなるものの、より満足度の高い仕上がりになることが期待できます。
カントン包茎の手術は切開をしますが、その後は縫合が行われます。
このときには、吸収糸と呼ばれる体に吸収される糸が選ばれることもありますし、ナイロン糸と呼ばれる抜糸を必要とする糸で縫合することもあります。
カウンセリングの際はどんな糸を使うのか、それぞれの特徴なども確認しておくことがおすすめです。

通院の回数を減らすなら

カントン包茎の手術で使われる吸収糸は、抜糸の必要がないことがメリットです。
それゆえ、抜糸が必要になるナイロン糸を使うよりも治療費用を安く抑えることにもつながります。
包茎手術で満足な結果を得るためには、最新の治療を提供する技術力の高いクリニックを選ぶことも大事です。
名医による治療を希望する場合は、遠方から治療に訪れるケースもあります。
遠方からとなると、通院に時間や手間がかかりますが、吸収糸なら抜糸を必要としませんので、手術後は特に不具合がなければ通院する必要もありません。
吸収糸を選んでおくと、一度の来院で治療が完了しますので、遠方から治療を受ける人はもちろん、普段は忙しくしている人にもメリットです。
糸はどれぐらいで溶けていくのかも知っておきたいところですが、１～3週間ほどの期間でブツブツとちぎれるような感じで脱落していきます。
良い仕上がりを得るためにも、アフターケアは正しい方法で行うよう心がけましょう。

まとめ

カントン包茎は締め付けや痛みなどの症状もありますが、手術をすることでその悩みも解消されます。
痛みや締め付けがなくなることはもちろん、見た目が良くなることや性行為がスムーズにできるなど様々なメリットがあります。
手術後は縫合が行われますが、溶ける糸と溶けない糸があります。
吸収糸を選ぶメリットは、抜糸の必要がないので通院回数や費用を抑えられるということがあげられます。
遠方から治療を受ける場合や、忙しい人にはこうした糸が向いています。